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Scanped(スキャンペッド)について

Scanpedについて

もともとヨーロッパで長きにわたり育まれてきたオーダーメイドインソール。一人ひとり足のカタチが違うように、足にかかわる問題も 千差万別。市販のインソールでは解決できません。
なかでも、特に足もとのケアに対する文化が根付いているドイツでは、一人ひとりの職人が整形外科的な知識を持って丁寧に手作りで仕上げてきたという歴史が あります。

そんなドイツの職人技と、整形外科的な観点からも研究を積み重ねてきたデータ解析をもとに開発したのが、Pedcad(ペドキャド)社の「スキャンペッド」です。コンピュータによる設計・製造システムCAD/CAM とのコラボレーションで、これまで手作業であった工程のデータ化を実現。よりいっそう正確なデータを計測することを可能にしています。

Scanpedについて

「スキャンペッド」は、正確な足測定からオーダーメイドインソールの製作まで全工程をカバー。 理想を叶えるインソールは、次の5つの段階を経て製作されます。

オーダーメイドインソール製作における5段階

1.足の測定または分析
2.インソールの設計
3.インソール素材の選択
4.インソールのフライス(切削)
5.仕上げ、出荷

《メリット》

・足スキャナーを使って、足型(フットプリント)を正確に、短時間で採取
・足のデータはインターネット回線で、即座に設計・製造施設(フットクリエイト)へ送信
・まったく同じものを再現することができるので、リピーターからのご要望に即時対応できる
・手作業に比べて時間短縮を実現
・手作りよりも安価な価格設定を可能に

「スキャンペッド」は、日々の仕事をサポートし、新たなビジネスの視点も広げてくれます。

ペドキャド社について

ペドキャド社は、整形外科靴の職人でもあるヴァルター社長が1990年に立ち上げたドイツのベンチャー企業。 オーバーコッヘンに拠点を持ち、オーダーメイドインソールをデジタル製作するための測定、ソフト、切削システムを提供しています。

ペドキャド社について

創業間もない1991年、ロシアの外務大臣による視察訪問を受けるなど、当初よりドイツ国内のみならず長い靴文化を持つヨーロッパ諸国からも熱い注目を浴びていた同社は、ヴァルター氏の経験と技術力をもとに生まれた主力商品「スキャンペッド」の開発により、手工業のIT化を図る企業に送られる賞を受賞するなど、ドイツを代表する革新的な企業として評価されています。

品質マネジメントシステムの国際基準ISO9001を取得

また、2001年には品質マネジメントシステムの国際基準ISO9001を取得。整形外科靴技術のリーディングカンパニーとしてEU諸国のさまざまなプロジェクトにも参加しています。

さらに、ウルム大学病院(ドイツ)の整形外科やスポーツ専門分野における技術提携、2004年にはヴァルター氏が来日し学会で講演を行うなど、医学界をはじめさまざまな専門分野からも注目を集める存在となっています。

そして現在、同社の「スキャンペッド」は、世界を代表するブランドとして、全世界50カ国・400カ所もの場所で活躍しています。